プラモタイムカプセル

主にカーモデルのプラモ製作記録です。守備範囲は70年代から90年代のレーシングカーとラリーカー、スーパーカー、いわゆる「旧車」のロードカーなどです。

ハセガワ フェアレディZ(Z32) 300ZX 2by2 #0 キットレビュー

こんばんは。

秋です。ホビーショーも終わり、ニューキット発売の季節です。

 

さて、注目のZ32フェアレディZ 2by2がハセガワさんから発売されましたので、早速入手しました。

では、キット内容を見ていきましょう。

 

まずはボックスアートから。

ボックスアートです。オーソドックスですがまさに「Z」です。

パーツのランナー袋詰めはハセガワスタンダードです。

セガワさん標準で、いつものように1袋に詰められています。

説明書、デカール等。ウインドウマスクシール(デカールの下側)も付属します。

袋詰め部品ランナーの写真だけでは何が何やらなので、開封しましょう。

ボディ、シャシー他、赤い部品。

ホイール、内装、足回り、排気管他。

内装、足回り他。

クリアパーツ。

ここで、Z32といえばタミヤの2シーターのキットがありましたね。

ということで、引っ張り出してついでに開封しちゃいました。

タミヤのZ32です。

折角なので比較してみましょう。

ボディの相違は? 一目で幅が違うような気がしますね。
タミヤのボンネットはクリアパーツなのでサーフェーサーを掛けています。)

タミヤのはボディ幅が広いですね。特にフェンダー辺りが。
でもハセガワのは(実車に比べて)メリハリに欠けるような印象です。

フェンダー張り出しが違います。タミヤデフォルメです。
これはこれでカッコイイですが・・・。
セガワのは大人し目というかバンパーからフェンダーにかけての逆Rが足りないような印象です。

側面形です。ハセガワは後発だけあってウインカーレンズ等はクリアーパーツです。
ただ、フロントウインカーのリフレクターももう少し再現してほしかったような・・・。

ボディ比較は終わって、タイヤの比較です。

タイヤの比較です。
向かって左から、①ハセガワ、②タミヤ(フロント,リア)、③タミヤR32 GT-Rです。
タイヤ幅はそれぞれ、①10.0mm、②F=12.2mm,R=13.6mm、③12.3mmでした。
実車のタイヤサイズは前後とも225/50R16 92Vなのでハセガワのが一番近いですね。
タミヤのはなぜかF,Rのサイズが違って、NSX TypeS(F=245/35ZR19,R=305/30ZR20)よりも広いですね。
測定誤差もありますが、パターンから見て②Fと③は同じものですね。
(因みにタミヤ R33 GT-Rのタイヤも③と同じようです。)

キット総評としては、アイテムとしても「2by2」で意表を突いたもので、全体プロポーションとしても良さそうなので、Z32のキットとしてはベストと思います。

ただし、スケールキットとしては正しいのでしょうが、全体的にモッサリした印象です。これを補正するためには、もう少しエッジを利かせてメリハリを付けた方が良いような気がします。

 

ということで、こちらも近いうちに着手したいと思っています。

資料本は ↓ です。

製作用の資料本です。

では、また。