プラモタイムカプセル

主にカーモデルのプラモ製作記録です。守備範囲は70年代から90年代のレーシングカーとラリーカー、スーパーカー、いわゆる「旧車」のロードカーなどです。

マルティーニ・ポルシェ 936ターボ #4

こんばんは。

ポルシェ936の続きです。

コクピット前のデカールは以下のように貼りました。

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デカールを貼ったところです。

元キットのデカールを使おうかとも思いましたが、多分、糊がダメになっていると思い直し、元デカールをカラーでスキャンしてMicroDryプリンタで印刷して代用デカールを作成しました。
赤色帯の部分は黄色リボンを重ね打ちしてもマゼンタが強くてピンクになってしまいましたが、帯の幅が狭いので目立たないことにして真ん中部分のみ代用デカールで、両端はStudio27デカールの利用可能な部分を使いました。

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Studio27のデカール(左)+自作デカール(右)で対応です。

デカール貼りの後、ストライプ部のタッチアップを行いクリアを掛けましたが、デカールがシワシワになってしまいました。自作デカールは問題無いので、Studio27デカールがクリア塗料に弱かったのか、それとも軟化剤を付け過ぎたせいでしょうか?
このままクリアを重ねてもシワによる凹凸は消えそうにないので、中研ぎで表面を均すことにしました。

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デカール貼り、クリア掛けの後、ボディ左半分(写真では右側)を中研ぎしたところです。

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ボディ右半分の肌荒れが良くわかる写真です。

中研ぎしたところ、デカールのシワになった山の部分が削れてしまい、下地のホワイトがでてしまいました。

因みに今回のデカールのシワ原因とも考えられる軟化剤は下の写真の右から2番目の「GOODSMILE RACING デカール剛力軟化剤」です。旧モデラーズのデカールフィット(現在、入手不可)は強力でしたが、それに次いで強力だと思います。ただ、現在は発売中止されたようで、入手困難のようです。

今回、マルティーニストライプのボディへの密着に多用したため、デカールを痛めてしまったようです。タミヤ マークフィット(スーパーハード)くらいが適していたかもしれません。

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デカール軟化剤。私の感想では、左が弱目、右へ行くに連れて強力です。

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ボディ全面を中研ぎで均しました。
フェンダー上のスリット部は写真では未処理ですが後でやってます)

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後方から~ ストライプの一部が途切れてしまいました。

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ボディ左側のひび割れが特に酷いです。

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左側に比べれば少ないですが、右側も手直し必要です。

マルティーニストライプを補修してからクリア掛けを再開します。
特にブルー部分は細かい作業になり、眼が疲れそうです。

では、また。